エコー診断・治療

エコー診断

整形外科医にとって、骨はもちろんのこと、筋肉や、腱といった軟部組織も非常に重要となってきます。

確かにレントゲンは有用な検査ですが、筋肉や炎症の程度を診断する事は出来ません。その点エコーは筋肉、腱、炎症の程度をリアルタイムで確認する事ができます。
しかしエコーを専門としていない医療従事者の場合はエコーを当てたといっても、闇雲にエコーを当てただけで正確に診断出来ていないのが実情です。

院長は大阪ショルダーチーム(大阪市立大学肩関節グループ)の元、エコーのスキルを向上させる事が出来ました。結果として、世界で初めて無痛手術を可能にしたカテーテルの開発も行う事ができ、現在日本全国で使用されております。
更にエコーの技術を広めるべく、医師、理学療法士、企業向けの講演会、ハンズオンセミナー、雑誌掲載を多数行なっております。
また、最近では海外からもエコーを用いた治療を希望される事があり、海外の政府関係者の治療にも従業しております。

エコーについては最先端技術を持ち合わせておりますので安心して受診していただければと思います。

  • 超音波特集雑誌掲載
  • 全国webセミナー
  • 海外政府関係者の診療
  • 医療者向けエコーハンズオンセミナー
  • 大会スポーツドクター時のエコー診察
  • 市民健康講座

腱、靭帯損傷の診断

肩関節の腱板損傷、足関節の靭帯損傷(俗に言う足関節捻挫)、アキレス腱断裂を診断します。
初診時に即時診断出来るのがエコー診断の最大のメリットです。

  • 肩関節の腱板
  • アキレス腱

関節内注射(膝、肩、肘など)

最もエコー治療で多用する手技です。エコーで関節内を同定し、ピンポイントで注射する事で従来の注射と比べて4割疼痛を抑える事が可能となりました。(日本整形外科超音波学会より)
他のメリットとして、関節内の水の溜まり具合なども瞬時に判断する事も可能です。

  • 関節内注射(膝)
  • 関節内注射(肩)

神経根ブロック

頚椎ヘルニアにおいて腕の痛みが酷い際に行います。ステロイド剤などを用いる事で炎症を抑え神経痛を改善します。
首の神経は直径2mm程度なのでエコーを用いて正確に注射する事が大切です。

  • C5ブロック

サイレントマニピュレーション(非観血的関節受動術)

サイレントマニピュレーションの過去の治療成績

拘縮肩や、軽度の可動域制限が残存する患者様に行う、エコーの進化により近年注目されている手技です。
この手技を行う上で非常に重要になるのは完全に痛みを取ると言うことです。

当院ではエコーを用い、肩関節の神経にピンポイントで麻酔を効かせる事で無痛状態を作り出し、手技を行います。

サイレントマニピュレーションの特徴としては可動域が良くなるまでにかかる日数が非常に短く、約2週間程で可動域はほぼ健常肩と同じぐらい改善します。サイレントマニピュレーション後、最も大事になるのがリハビリになりますが、当院にはサイレントマニピュレーションの研究をしてきた肩専門の理学療法士がおり、リハビリにもエコーを用いております。そのため安全かつ効果的にリハビリを行う事が可能です。約3ヶ月は積極的にリハビリに通って頂きますが、肩の状態が安定してくれば定期検診に切り替わっていきます。
現在に至るまで施行数は200例以上と関西屈指となっており、様々なノウハウも持ち合わせております。

手技工程

  1. 手技工程1点滴を開始します。

  2. 手技工程2エコーを用いて肩関節支配神経に麻酔をかけます。
    麻酔が効くまで約15分待ちます。

  3. 手技工程3エコーを用いてどの筋肉に硬さや癒着があるかを理学療法士が調べていきます。この作業がサイレントマニピュレーション後のリハビリを行う上で非常に重要になります。当院ではエコーと肩関節を専門とする理学療法士が行います。

  4. 手技工程4医師によりサイレントマニピュレーションを実施します。

  5. 手技工程5担当理学療法士によりリハビリを行います。

  6. 手技工程6最後に肩関節内に鎮痛剤を注射し手技を終了します。

  7. 手技工程7麻酔がある程度切れてくるまで(約2-3時間)はクリニックで安静にしていただきます。

エコーガイド下石灰除去術

エコーガイド下石灰除去術

腱板に溜まってしまった石灰を除去する治療です。
石灰自体は1cm程度しかないため、ピンポイントで石灰に針を刺して除去するのは比較的高度な技術を要します。

当院では患者様の希望に応じて極力疼痛を軽減させる麻酔方法も選択させていただいております。
石灰を除去する事で劇的に症状は改善します。しかし、石灰が存在した部分に腱板は再生する事はない為、その部分が悪化しないように定期検診(約1~3か月に一度)で保存加療をおこないながら経過観察を行う必要があります。

手技工程

  1. 手技工程1希望に応じてエコーガイド下に肩関節支配神経に麻酔をかけます。

  2. 手技工程2レントゲン、エコーの画像を元に石灰部分を同定します。

  3. 手技工程3エコーガイド下に針先を進め、石灰部分を生理食塩水と少量の局所麻酔薬を用いて穿刺吸引していきます。

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